【家族葬のマナー】職場の人の家族葬に参列するときの注意点と香典の相場

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家族葬とは、家族や親族、親しい友人や知人のみで行う小規模な葬儀のことです。近年では、故人や遺族の希望に沿って、家族葬を選ぶ方が増えています。

しかし、家族葬の場合、職場の人にはどのように連絡すべきなのでしょうか。また、職場の人が家族葬に参列する場合、香典や服装などのマナーはどうすればいいのでしょうか。

この記事では、家族葬における職場の人との対応について、以下の内容で解説します。

  • 家族葬の場合、職場の人に連絡する必要があるのか
  • 家族葬の場合、職場の人に連絡する方法と内容
  • 家族葬の場合、職場の人が参列するべきか
  • 家族葬の場合、職場の人が参列する際の香典や服装のマナー

家族葬における職場の人との対応を把握し、遺族に失礼のないようにしましょう。

この記事のポイント

家族葬の場合、職場の人に連絡する必要があるのか
家族葬の場合、職場の人に連絡する方法と内容
故人が会社員だった場合
家族葬の場合、職場の人が参列するべきか
家族葬の場合、職場の人が参列する際の香典や服装のマナー
家族葬で香典を渡すかどうかは遺族の意思を尊重する
家族葬で渡す香典の相場と書き方
家族葬に参列するときの会社の上司への連絡と服装の注意点
家族葬に参列するときのマナーと注意点

家族葬の場合、職場の人に連絡する必要があるのか

家族葬の場合、職場の人に連絡する必要があるのかというと、基本的には必要です

故人が会社に属していた場合は、会社は取り急ぎ様々な手続きを行う必要があります。また、遺族自身も勤め先の会社に連絡して、忌引き休暇の申請などを行わなければなりません。

連絡は、故人が所属していた部署や遺族が所属している部署の上司や総務に行います。連絡の方法や内容については、次の項で詳しく説明します。

家族葬の場合、職場の人に連絡する方法と内容

家族葬の場合、職場の人に連絡する方法は、電話が一般的です。メールやLINEなどの文面では、感情が伝わりにくいため、避けるべきです。

連絡する内容は、以下のようなものです。

  • 故人の氏名と自身との関係
  • 亡くなった日時
  • 葬儀会場(※社員が参列する場合)
  • 葬儀が家族葬であること
  • 香典や供物・供花・弔電などの辞退の意向(※ある場合)
  • 連絡のつきやすい電話番号

以下に、家族葬を会社に連絡する際の例文を示します。

故人が会社員だった場合

私、工務課の〇〇〇〇の長男で〇〇〇〇と申します。
昨晩、〇〇〇〇が死去いたしまして、ご連絡いたしました。
工務課の皆様には大変お世話になりました。
まずは取り急ぎのご連絡ということでお電話差し上げた次第でございます。
今回、近親者のみで家族葬として執り行うことにいたしました。
今後のお手続きなどにつきましては、あらためてご連絡させていただきたいと思います。
失礼いたします。

遺族が会社員である場合

事務部の〇〇〇〇です。
お疲れ様です。
今朝方に母が死去いたしまして、本日お休みをさせていただきますのでお願いいたします。
儀は、身内のみの家族葬でする予定です。
ご参列のほか、香典、供花、弔電といったお気持ちもご辞退させていただくことになります。
これから葬儀の日程等を決めていくので、忌引休暇の件など、またご連絡いたします。
ひとまず今日は休暇扱いということでお願いいたします。
よろしくお願いいたします。

家族葬の場合、職場の人が参列するべきか

家族葬の場合、職場の人が参列するべきかというと、遺族の意向によります

家族葬は、遺族の希望に沿って、規模や形式を自由に決めることができます。そのため、職場の人を参列者として呼ぶかどうかは、遺族の判断に委ねられます。

一般的には、家族葬では職場の人の参列を辞退することが多いです。しかし、故人や遺族が職場の人と親しくしていたり、故人の功績を称えたい場合などは、参列を許可することもあります。

参列するかどうかは、遺族からの連絡や案内状などで確認しましょう。もし、参列を辞退された場合は、その意思を尊重して、参列を控えるようにしましょう。

家族葬の場合、職場の人が参列する際の香典や服装のマナー

家族葬の場合、職場の人が参列する際の香典や服装のマナーは、一般的な葬儀と同じです。

香典については、以下の点に注意しましょう。

  • 香典袋は、故人の宗教に合わせて選ぶ
  • 香典の金額は、故人との関係性によって決める
  • 香典は、お通夜かお葬式のどちらかに渡す
  • 香典は、新札を用意し、中袋に金額と住所を記入する
  • 香典は、受付で名前と金額を伝えて渡す

服装については、以下の点に注意しましょう。

  • 服装は、黒や紺などの地味な色を選ぶ
  • 服装は、清潔で正装にする
  • 服装は、露出の少ないものを選ぶ
  • 服装は、派手なアクセサリーや化粧を避ける
  • 服装は、季節や気温に合わせて調整する

以下に、家族葬に参列する際の服装の例を示します。

性別服装の例
男性黒や紺のスーツに白のワイシャツ、黒のネクタイ、黒の靴
女性黒や紺のワンピースやスーツに黒のストッキング、黒の靴、黒のバッグ

以上が、家族葬における職場の人との対応についての解説でした。家族葬は、遺族の意向を尊重して、適切なマナーを守りましょう。

【家族葬のマナー】職場の人の親が亡くなった時に渡す香典の相場と書き方

家族葬とは、家族や親しい人だけで行う小規模な葬儀のことです。近年では、故人や遺族の希望に沿って家族葬を選ぶ方が増えています。しかし、家族葬でも故人の会社や遺族の職場には連絡が必要ですし、香典も渡す場合があります。では、家族葬で職場の人の親が亡くなった時に渡す香典の相場や書き方はどうすればいいのでしょうか。この記事では、家族葬での香典のマナーについて詳しく解説します。

家族葬で香典を渡すかどうかは遺族の意思を尊重する

家族葬で香典を渡すかどうかは、遺族の意思によって異なります。一般的には、家族葬では香典や弔電、供花などを辞退することが多いです。その場合、遺族から事前に連絡があるか、葬儀の案内に「ご遠慮ください」と記載されているかを確認しましょう。もしも遺族が受け取らないという意思を示しているのであれば、香典は用意しなくても構いません。どうしても渡したいと思ったとしても、こちらの気持ちを押し付けるのではなく、遺族の考えを汲んで気持ちを表現しましょう。代わりに供花やお線香、お菓子などを渡すこともあります。適切な形で故人への想いを伝えることが大切です。

一方、遺族が香典を受け取るという場合もあります。家族葬というのは明確な決まりがあるわけではないので、遺族が決めた意思を尊重することがマナーです。その場合、通常の葬儀と同じように香典を用意しましょう。ただし、家族葬は規模が小さく、参列者も少ないので、香典の金額は少なめにするのが一般的です。

家族葬で渡す香典の相場と書き方

家族葬で渡す香典の相場は、故人との関係性や職場の慣習によって異なります。一般的には、職場の人の親の場合、5,000円から10,000円が目安です。上司の場合は10,000円から20,000円、部下の場合は3,000円から5,000円という見方もあります。ただし、相場はあくまでも目安なので、自分がどのくらいの金額を渡せばよいか悩んだ場合は、他の同僚や先輩に相談してみたり、他の参列者に聞いてみたりする方法もあります。

香典の書き方は、故人の宗教によって異なります。信仰している宗教によって記載する言葉が違うので、事前に確認しておく必要があります。キリスト教の場合は、カトリックかプロテスタントかで変わります。カトリックなら「お花料」、「御ミサ料」で、プロテスタントなら「お花料」、「献花料」といった書き方です。仏教の場合は、「御霊前」、「御光料」、「御香典」となります。その他の宗教だとしても、インターネットなどで正しい書き方を検索し、間違いのないようにしましょう。万が一、どの宗教か分からなければ、「御香料」、「御香資」と書いておくと安心です。ただし、できるだけ失礼のないように、事前に宗教を確認して適切な表現で記載するようにしましょう。

香典袋の中には、中袋(中包み)を入れます。中袋には、自分の住所や氏名、包んだ金額を記載します。中袋に書いた情報をもとに、遺族は香典返しをするものです。万が一、ここに必要な情報を書き漏らしてしまうと、遺族に余計な手間や心配をかけてしまう可能性があるため注意しましょう。具体的な書き方に関しては、表面に包んだ金額を記載し、裏面に住所と氏名を記載します。住所は郵便番号から書き、氏名はフルネームで書きます。また、金額は数字ではなく漢数字で書くのが一般的です。

家族葬に参列するときの会社の上司への連絡と服装の注意点

  • 家族葬に参列するときは、会社の上司に必ず連絡を入れましょう。
  • 連絡する内容は、自分と故人の関係、葬儀の日程と場所、忌引き休暇の期間、緊急連絡先などです。
  • 連絡の方法は、電話やメールなど、上司とのやりとりに慣れたものを選びましょう。
  • 服装は、喪服や礼服など、故人や遺族の希望に沿って選びましょう。
  • 一般的には、黒や紺などの暗い色のスーツやワンピースが好ましいです。
  • アクセサリーや化粧は控えめにしましょう。
連絡する内容
自分と故人の関係同僚の〇〇さんのお父様です
葬儀の日程と場所12月30日(水)10時から、東京都港区の〇〇斎場で行われます
忌引き休暇の期間12月29日(火)~12月31日(木)の3日間です
緊急連絡先携帯電話の番号は〇〇〇です

家族葬に参列するときのマナーと注意点

家族葬は近親者のみで行われる葬儀ですが、故人と親しかった友人や知人も参列することがあります。しかし、家族葬に参列するときは、一般葬とは異なるマナーと注意点があります。この記事では、家族葬に参列するときのマナーと注意点について解説します。

参列するかどうかの判断基準

家族葬に参列するかどうかは、遺族の意向によって変わります。参列するかどうかの判断基準は以下のとおりです。

  • 参列する場合
    • 葬儀の場所や日時が通知されている場合
    • 「参列してほしい」とお願いされた場合
  • 参列しない場合
    • 「遠慮する」「お断りする」といった文面がある場合
    • 葬儀の場所や日時が記載されていない場合

参列する場合でも、必ず事前に遺族に確認をとっておくと確実です。遺族側が参列するとは思っていないケースも考えられるからです。迷惑にならないよう、遺族の気持ちに沿って行動してください。

参列するときの服装と香典

家族葬に参列するときの服装は、準喪服か略喪服を着用してください。一般的な葬儀に参列する服装と同じだと考えておけば、間違いがありません。男性は黒いスーツ、女性は黒いアンサンブルやワンピースを選びましょう。肌の露出が多い服装や派手なメイク、きつすぎる香水などは避けてください。

家族葬に参列するときの香典は、遺族の案内に従ってください。家族葬では香典が不要のケースが多いです。香典を受け取ると香典返しをしなくてはならないため、負担を減らすために香典をお断りしています。しかし、あくまでも香典は不要のケースが多いだけであって、香典を受け取ることも考えられます。すぐに渡せるように、あらかじめ香典を用意しておくとよいでしょう。

家族葬の香典の相場は以下の表のとおりです。

故人との関係香典の相場
両親5~10万円
祖父母1~5万円
兄弟姉妹3~5万円
配偶者の両親1~3万円
親戚5000~3万円
友人・知人5000~1万円

参列するときのマナー

家族葬に参列するときのマナーは以下のとおりです。

  • 家族葬について話さない
    • 家族葬は近親者のみで執り行う性質上、家族葬に参列する方はほとんどいません。もし家族葬に参列した内容を話してしまうと、参列できなかった方の反感を買ってしまうおそれがあります。結果的に遺族に迷惑がかかってしまい「あの人を呼ばなければよかった」と思われてしまうかもしれません。家族葬のことは極力話さないようにしましょう。
  • 長居しない
    • 家族葬は少人数で行われるため、参列者が多くなると遺族の負担になります。また、遺族は故人との最後のお別れの時間を大切にしたいと思っています。そのため、長居すると遺族の気分を害することになりかねません。短時間で弔問するように配慮してください。

家族葬に参列しない場合の弔意の伝え方

家族葬に参列しない場合でも、弔意は伝えられます。この記事では、家族葬に参列しない場合にできる弔意の伝え方を紹介します。

香典を送る

基本的には家族葬に香典は必要ありません。しかし、葬儀の連絡に「香典は不要です」と書かれていなければ、香典を送ってもよいでしょう。香典を送る際は事前に遺族に確認してください。香典の相場は前述の表を参考にしてください。

弔電を送る

弔電なら遺族に負担をかけずに弔意を伝えられます。弔電は記載されている葬儀場に送ってください。家族葬に遅れることがないよう、時間に余裕をもって弔電の申し込みをしてください。

日にちを空けて弔問する

家族葬の参列はむずかしくても、後日の弔問は可能なケースもあります。家族葬の1週間後を目安にするとよいでしょう。事前に遺族から弔問の許可をもらってください。服装は家族葬に参列するときと同じように、準喪服か略喪服を着用します。長居すると遺族の負担になるので、短時間で弔問するように配慮してください。

手紙やメールでお悔やみを伝える

お悔やみの手紙やメールも弔意を伝える手段の一つです。手紙であれば、落ち着いた色の便箋を使う方が良いです。メールで訃報連絡を受けた場合などはメールで伝えるのも良いでしょう。お悔やみの言葉は、故人との思い出や感謝の気持ちを簡潔に述べるとよいです。

会社の人の親が亡くなったときの香典と参列のマナー

会社の人の親が亡くなったとき、どのようにお悔やみを伝えるべきか迷うことがあります。特に、葬儀が家族葬と言われた場合は、参列するかどうか、香典を渡すかどうかなど、注意すべきポイントがあります。この記事では、会社の人の親が亡くなったときの香典と参列のマナーについて、以下の表にまとめてご紹介します。

参列するかどうか香典を渡すかどうか香典の金額香典の渡し方
ご遺族から参列の依頼があった場合は参列する。依頼がない場合は参列しない。参列する場合は香典を渡す。参列しない場合は弔電を送る。上司や部下の場合は1万円。同僚の場合は5千円。香典袋に住所と氏名を記入し、葬儀会場で受付に渡す。

家族葬と言われたら友人はどうすればいい?参列と弔問のマナー

友人が家族葬を行うと言われたら、どのように対応すればいいのでしょうか?家族葬は親しい人だけで故人を見送る葬儀なので、友人としても気を遣うことがあります。この記事では、家族葬と言われたら友人はどうすればいいか、以下の表にまとめてご紹介します。

参列するかどうか弔問するかどうか香典を渡すかどうか香典の金額香典の渡し方
ご遺族から参列の依頼があった場合は参列する。依頼がない場合は参列しない。参列しない場合は後日弔問する。弔問する前にご遺族に許可を取る。参列する場合は香典を渡す。参列しない場合は弔問の際に香典を渡す。故人と親しい友人の場合は1万円。それ以外の友人の場合は5千円。香典袋に住所と氏名を記入し、葬儀会場やご自宅で受付に渡す。

家族葬で会社からの香典を辞退する方法とマナー

家族葬とは、身内や親しい友人など、故人と関係の深い人だけで行う小規模な葬儀のことです。家族葬では、故人の遺志や家族の意向によって、参列者や香典などの受け入れを制限することがあります。しかし、会社からの香典を辞退する場合は、どのように伝えればよいのでしょうか?また、辞退した場合でも、会社からの弔意を受け取ることはありますか?今回は、家族葬で会社からの香典を辞退する方法とマナーについて解説します。

香典を辞退する理由とタイミング

家族葬で香典を辞退する理由は、主に以下の3つです。

  • 故人の遺志を尊重するため
  • 参列者に負担をかけたくないため
  • お返しをする手間を省くため

香典を辞退する場合は、できるだけ早めに会社に連絡することが大切です。通常は、訃報を伝える際に、香典の受け入れについても一緒に伝えます。訃報の連絡は、故人の上司や部署の代表者に電話やメールで行います。その際、以下のような内容を伝えます。

  • 故人の氏名と亡くなった日時
  • 通夜や葬儀の日時と場所
  • 参列や香典の受け入れの可否
  • 喪主の氏名と故人との関係

香典を辞退した場合の会社からの対応

香典を辞退した場合でも、会社からは弔意を示すために、以下のような対応が行われることがあります。

  • 弔電や弔辞を送る
  • 供花やお線香、折り菓子などを送る
  • 慶弔見舞金や弔慰金を支給する
  • お通夜や告別式に代表者を派遣する

これらの対応については、会社の規定や慣習に従って行われます。また、故人との関係性や親族の希望によっても異なります。会社からの対応を受ける場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 弔電や弔辞は、故人や喪主に対する敬意と感謝の気持ちを伝えるものです。受け取ったら、後日お礼状を送りましょう。
  • 供花やお線香、折り菓子などは、故人に対する供養の意味があります。受け取ったら、後日お礼状を送りましょう。また、高額なものを受け取った場合は、金額の1/3~半分程度のお返しを用意することもあります。
  • 慶弔見舞金や弔慰金は、故人の勤務実績や家族の生活費の補助として支給されるものです。受け取ったら、後日お礼状を送りましょう。また、お返しは必要ありません。
  • お通夜や告別式に代表者を派遣する場合は、故人との関係性や親族の希望によって決められます。受け入れる場合は、受付や焼香などの案内をしてあげましょう。

職場の人が亡くなった時に知っておきたいこと

職場の人が亡くなった時は、故人やその家族だけでなく、同僚や上司にとっても大きなショックと悲しみになります。しかし、そのような時にこそ、冷静に対応することが必要です。職場の人が亡くなった時に知っておきたいことを、以下にまとめました。

訃報を受けたら

職場の人が亡くなったという訃報を受けたら、まずは落ち着いて必要な情報を確認しましょう。確認が必要な情報は、以下のとおりです。

  • 故人の氏名と亡くなった日時
  • 亡くなった原因や状況
  • 通夜や葬儀の日時と場所
  • 喪主の氏名と故人との関係
  • 参列や香典の受け入れの可否

情報を確認したら、次に上司に報告して指示に従いましょう。また、関係部署や取引先などにも連絡を入れる必要がある場合があります。その際は、故人やその家族に対する敬意と哀悼の気持ちを忘れずに伝えましょう。

葬儀に参列するかどうか

職場の人が亡くなった場合、葬儀に参列するかどうかは、故人やその家族の希望や会社の方針によって異なります。基本的には、故人と関係の深い人や会社の代表者は参列するのが望ましいでしょう。しかし、家族葬や密葬など、参列者を制限する場合もあります。

Q&A

Q
職場の人の家族葬のお通夜はどうしたらいいですか?
A

家族葬のお通夜に参列するかどうかは、故人との関係性や親密度によって変わります。一般的には、故人の両親、配偶者、子供の場合はできるだけ参列したほうが良いでしょう。それ以外の親族の場合は参列する必要はありません。参列するのはお通夜かお葬式のどちらかでかまいませんが、特に親密にしていて、自分の気持ちとしてどちらにも参列したいという場合は、両方に参列しても問題ありません。どうしても都合がつかない場合は、弔電を送ったり、香典を郵送するか後日手渡しするなどして、弔意を伝えれば良いでしょう。

Q
家族葬で職場の人から香典をもらったらどうしたらいいですか?
A

家族葬で職場の人から香典をもらった場合、お返しをするかどうかは、送り主の名義によって対応が異なります。会社名義、または社長名義の場合は、お返しは不要です2。連名を含む、個人名義の場合は、お返しを用意しましょう。お返しの金額相場は、いただいた金額の1/3~半分程度が一般的です。お返しには、お菓子やタオルなどの品物を選ぶことが多いようです。また、お礼状を送って感謝の気持ちを伝えることも忘れずにしましょう。

Q
家族葬の職場の対応は?
A

家族葬の場合、会社からは代表者のみが参列するのがマナーです。参列を辞退して欲しいという申し出があれば、それに従い参列しないようにしましょう。会社からは、香典や供花を送ることが一般的ですが、事前に遺族の意向を確認しておくことが大切です。また、社内通知をして、社員に故人の訃報や葬儀の詳細、忌引きの期間、緊急連絡先、香典の扱いなどを伝えましょう。お悔みの気持ちを伝えるために、弔電や弔問状を送ることも忘れずにしましょう。

Q
従業員の家族が亡くなった場合の香典の相場は?
A

従業員の家族が亡くなった場合の香典の相場は、配偶者なら5万円、実父母なら2万円が多いようです。他の同居親族は2万円、別居の配偶者の父母の場合は1万円が目安でしょう。なお、葬儀で社員が喪主を務めた場合、香典を「割増しする」という企業が13.7%、「割増しする場合がある」企業も10.3%ありました。

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